- ワセリンがシワ対策にどう活用できるか
- ワセリンを使ったシワケアの具体的な方法
- ワセリン美容のコスパ最強ポイント
- ワセリンと美白美容液の相性と効果
ふとした瞬間に目の下のシワや首元のシワが気になってしまうと気持ちまで沈んでしまいますよね。
そんなとき「ワセリンを使えば肌が若返る」という情報を目にして、
「え~気になるけど嘘に決まっている」と頭で情報をシャットアウトしようとしました。
でもね、私がその情報を初めて聞いたときは、全力で眉間にシワ寄せて「いやいやいや、絶対ないから」って拒否しつつも少し気になる。
いやでも、ありえない。。。
なにを隠そう、私は元美容部員でありエステティシャン。
肌の構造とかスキンケア成分とか、そこらへんは人より詳しいつもりです。
だから「顔にワセリンなんて塗るなんてありえない」って、頭からバッサリ切り捨ててたんです。
だって、あのただのベタベタでしょ?
ところが最近の私は、ガチガチに固まった自分の常識やら概念やらをぶっ壊して生きようと決めていて。
そんなタイミングで出会った情報だったのでまずはいろいろと調べて実践。
まさかこの“ベタベタの塊”が、私の美意識をガラガラっと崩して新しい扉を開くなんて、当時の私には想像もできませんでした。
この記事では、ワセリンがシワにどう働くのか、実際の使い方のコツや注意点をまとめてご紹介します。
「シワ対策で迷子になってる」そんな方に、きっとヒントになるはずです。

ワセリンとは何?
ワセリンって、名前は聞いたことあるけど「何それ?」って人も多いかもしれません。簡単に言うと、石油をきれいに精製して作られた、透明で柔らかいクリーム状の成分です。水分や美容成分は入っていませんが、肌にのばすとスーッとのびてべたつきにくいのが特徴です。
肌の表面に薄い油の膜を作って、水分の蒸発をブロックしてくれるので、乾燥やかさつきを防ぎ、肌をしっとり整えてくれます。つまり、肌を守るバリアの役割をしてくれるわけです。
赤ちゃんから大人まで使えて、敏感肌でも安心。薬局やドラッグストアで手軽に手に入るのに、このシンプルさで肌を乾燥から守ってくれるなんて、ちょっと感動しませんか?

皮膚科で渡されるというイメージが強いかも
ワセリンはシワに効く?本当に効果があるのか解説


「え、ワセリンってただの油じゃないの?シワに効くわけないでしょ~」って思いますよね。
…はい、それ私も思ってました(笑)。
でも実はワセリンって、ただのベタベタじゃないんです。
すごいのは“油膜”をつくって肌を守る力。
ぺたっと塗ると薄いフタみたいなのができて、水分の蒸発をガードしてくれるんです。
肌って水分が逃げるとカサカサになってシワが深く見えるんですが、ワセリンで表面の隙間を埋めてあげると「ぷるんっ」と潤いがとどまりやすくなります。
結果的に、おでこの横ジワも、目の下のちりめんジワも、ふっくら目立ちにくくなるんですよね。
しかも面白いのは「二重バリア構造」的なイメージ。
油と水って反発しあうんですが、その特性を逆に利用して、肌表面の潤いを閉じ込める&美容成分を奥までとどめやすくしてくれる働きがあるんです。
ただし、ワセリン自体にはヒアルロン酸とかセラミドみたいな“保湿成分”は入ってないんですよ。
だからおすすめなのは、“二段階保湿”。
先に美容液や乳液で潤い成分を仕込んで、その上からワセリンでガチッとフタをする。
こうすると「うるおい+密閉」の最強コンボで、シワがふっくら和らぎやすいんです。
要するに、ワセリン美容は「美容成分を足す」というアイテムじゃなくて今、使っているスキンケアの最大限の効果を発揮させるアイテムというイメージ。



潤いを逃がさない最終兵器。
だからシワなどの肌老化が気になるときこそワセリンの出番なんですよね。


ワセリン美容はとにかくコスパが最強!
ワセリン美容のすごいところ、それはもう「コスパ最強」という一点に尽きます。
高価な美容液やクリームを何種類も重ねなくても、ワセリン美容はたった数百円。
しかも、敏感肌でも安心して使える安全性の高さも魅力です。
高級クリームを少しケチって薄くのばして。
その上からワセリンをぬれば、高級クリームをたっぷりぬらなくてもしっかりと有効成分をワセリンが肌におしこめる。という事も考えられます。
つまり、少ないコストで肌を守りつつ、手持ちの化粧品の力まで最大限発揮できる、まさに最強の美容パートナー。毎日使える安心感と経済性を両立できるアイテムなんです。



最強のアイテムかも
ワセリンの使い方のポイント


ここまでの情報で、ワセリンって、ただのベタベタじゃないとわかっていただけましたか?



わたしは、ワセリンに今まで馬鹿にしてゴメンネと伝えました。(笑)
使い方次第でシワ対策の最強アイテムになるワセリン。
ワセリン美容は基本は夜だけでOKです。
だけど、日中も「肌が乾燥して…」っていうときは、メイク前に薄くのばすのもあり。
スッと薄く塗るだけで、肌の水分を絶対に逃さず守ってくれるんだから最強の守り神ですね。



ここからは悩み別の使い方をみてみましょう
気になるシワ全般
クリームを塗ったら、その上からワセリンを薄く重ねるだけ。
でもこれが二重バリアの威力。
角質層の隙間を埋めて、水分を逃さない。
しかも、先に塗った美容成分を肌の奥に押し込んで閉じ込めてくれる。
少ないコストで、肌も守れて、持ってる化粧品の力まで倍増させます。
目元の部分的なシワ
目元は薄くて乾燥しやすいところ。
まずはアイクリームをたっぷり塗る。
そして、その上からワセリンをひと塗り。
これで乾燥小ジワが目立ちにくくなります。
個人的には、レチノール入りのアイクリームと合わせるとハリまで感じられるからおすすめ。
レチノールはシワへの期待がもてる成分。それを肌に押し込めてくれるのがワセリンですね。
おでこのシワ
おでこも乾燥&表情ジワが出やすい部分。
ここも保湿クリーム→ワセリンでフタ。
塗った瞬間は「え、ベタつく?」と思うけど、時間が経つと肌に馴染んで自然に整います。
レチノール入りのクリームにすればさらにシワケア力アップ。
首のシワ
首も顔と同じスキンケアをしたあとにワセリン。
いくら顔が若く見えても、首を見れば年齢がわかる!と言われてますね。
だから首はボディクリームだけで終わらせないで!
その前に化粧水で水分補給すると、潤いをガッチリ閉じ込められる。
首って意外と年齢出るから、ここを守るのは大事です。
手のシワ
手も年齢出やすい場所ですね。
ハンドクリームの後にワセリンでフタをすれば、家事での乾燥ダメージも最小限。
日中はベタつくから夜だけでもOKです。
寝る前に塗れば、朝起きたときの手がちょっと嬉しくなるりますよ。
リップケア
唇も同じ。
ただ、くちびるはリップクリームの上からというよりは、そのままこれをリップ代わりにすればよい感じです。
夜寝る前に塗っておくと、翌朝ぷっくりふっくら。
乾燥や小ジワも目立たなくなるし、コスパも最強だし季節問わず使えるからマジで便利ですよ。
ワセリンでシミが消えるは本当なの?


ワセリンを使った美容法をいろいろ調べていると、「シミが薄くなった!」なんて情報もチラホラ見かけます。
正直、「え、ほんとかよ…?」って思いました。
だって、ワセリン自体に美白成分やシミを消す成分なんて一切入ってないですからね。
でも考えてみると、ワセリンの持つ“潤いバリア効果”は肌の環境を整えるのに最適。
肌がしっかり潤っているとターンオーバーもスムーズになり、結果としてシミが薄く見えることも十分あり得ます。
嘘じゃないかも。
そして、実はあの美容家の「かずのすけさん」もこう言っていました。
「ワセリン自体には直接的な美容効果はないけれど、肌に美容効果を押し込むサポートはあり得る」と。
さらに考えてみると、水溶性のビタミンC系美容液って油とはくっつかないんですよね。
だから、美白美容液を塗った後にワセリンでフタをすることで、成分が肌の奥にしっかり届き、いつも以上の効果を発揮する可能性があるのです。
つまり、ワセリン自体にシミを消す力はなくても、肌環境を整えたり、美容液の力を最大限に引き出すことで「シミが薄くなった!」と感じる人がいてもおかしくない、というわけです。
シミが気になる方は、いつもの美白美容液の後にワセリンをプラス。
少量でOK、夜だけでも効果は十分。これで肌の未来、ちょっと変わるかもしれません。
ワセリン美容法のまとめ
ワセリンはただの「ベタベタな油」ではなく、肌の乾燥を防ぎ、美容成分を閉じ込める「守り神」のような存在。
特にシワや乾燥が気になる部分に使うことで、肌の潤いを保ち、シワを目立ちにくくする効果が期待できます。
さらに、美白美容液の後にワセリンを塗ることで、美容成分を肌にしっかりと届けるサポートも可能。
コスパも最強で、敏感肌でも安心して使えるワセリンを、ぜひスキンケアに取り入れてみてください。



昔の私に説教したいくらい。「もっと早くワセリン活用してれば!」と

