少しでも若くいれるためにはどんな朝ごはんを食べればいいのかな?
人は年齢と共にどうしても老けていきますよね。
しかし、少しの心がけで老けにくく若いままを保つ事は可能です。
逆に、老けやすい習慣を続けていくと見た目年齢が下がってしまうだけではなく健康にも不安がでてきやすくなります。
そこで今回、朝ごはんは何を食べれば老けやすいのかと逆に何を食べれば老けにくいのかを調べてみました。
本記事では老ける朝食と老けない朝食と老ける朝食を画像やイラストでわかりやすく解説します。
<プロフィール>
- ブログ「Micocon ビューティー」の管理人
- 美容専門学校卒業
- 元大手化粧品メーカーの美容部員(営業も経験)
- エステティシャンとして勤務の後フリーになり個人エステ店経営
- 現在フリーランスとしてメディア運営などの活動中
- 宇宙の法則が大好きな40代のママ
朝食が重要!老けない人の食習慣は和食メイン
朝は仕事などの準備でバタバタ忙しく、簡単にすませてしまうという事も多いですよね。
しかし、寝ている間は空腹が続きますので、朝にその空腹の中に何を入れるかによって老けを加速させたり逆にゆるやかにさせたりが決まってくると言っても過言ではありません。
実際、老けない人はどんな朝食を食べているの?
ズバリ老けない人の朝食は和食メインです
また、和食には野菜や海藻、豆腐などの食物繊維や、魚や豆腐などのたんぱく質が豊富に含まれているため、老けにくい体にしてくれます。
朝食が栄養がバランスよくとれる朝食をする事によって、代謝が上がり、エネルギーが補給されるため肌や体調の老化を遅らせる効果があるとされています。
老けない朝食は味噌汁とごはんの和食
お味噌汁のみその中には、紫外線ダメージなどによって体内に発生してしまう活性酸素の除去に役立つ抗酸化作用成分が豊富に含まれていて美肌に導きます。
そして朝の空腹時に温かい汁物を飲むと胃を落ち着かせてくれて食欲やストレスもコントロールしてくれます。
朝から、お味噌汁なんて無理だよという方は前日の夜の味噌汁の残りでも良いので味噌汁と飲むように心がけるようにしましょう。
お味噌は発酵食品なので美腸活にもなりますし、残り物の野菜などをたっぷり入れれば野菜の栄養素も補給できますね。
味噌汁にも白ご飯ではなく玄米にすると最強です
朝ごはんにおすすめ最強の老けない食べ物
味噌汁は身体にいい。朝から和食は老けない。
そうはわかってるものの、忙しい朝からしっかりした和食を食べるというのは難しい時もあります。
ここからは、朝ごはんにおすすめで簡単に食べれる食べ物をみていきましょう。
卵は最強のアンチエイジングフード
若さを保ったり、太りにくくするなど、肌、髪などの新陳代謝には欠かせないのがタンパク質。
朝、卵を食べる事によって、空腹時にしっかりと質の良いタンパク質をとどけられます。
さらに卵は腹持ちがよくなるのでお昼ご飯のドカ食いも抑えられて一石二鳥ですね。
ゆでたまごが簡単でおすすめ
フルーツのビタミンで老化を防ぐ
フルーツは空腹時に食べても血糖値上昇のペースがゆっくり。
低カロリーなわりにビタミン、カルシウム、カリウムなど人の体に不可欠な栄養素がたくさん含まれています。
果物に含まれるブドウ糖は脳のエネルギー源ですので朝にはピッタリな食材です。
老ける朝食はパンとコーヒーだけ
皆さん朝にやりがち、そして実は私も大好きなパンとマーガリンとコーヒー。
実はとっても体を老けさせます。
老ける朝食はコレ!理由とその対策
ただ、毎日の朝食を和食に変更するのは難しいですよね。
そういう時は、少しの変換で老けない朝食に変えてみましょう。
老ける朝食 | 老けない朝食 | |
パン | 精製された白いパン | 茶色いパン |
マーガリン | マーガリン | バター |
コーヒー | 朝イチのコーヒー | 朝食後のコーヒー |
加工肉 | ベーコンやウインナー | サラダ |
パンは白い精製されたパンより茶色い全粒粉パンに
朝食はパンですませてしまうという方は多いのではないでしょうか?
実際に私もパンですませてしまう場合も多いですしパンは子供達も喜びますよね。しかも手軽に食べれる。
しかし、その真っ白いパンは老化スピードを上げてしまいます。
なんでパンはダメなの?
糖質(炭水化物から食物繊維をマイナスしたもの)の多い食事を摂取すると食後に高血糖になり、血糖値を下げるホルモンであるインスリンが膵臓から多量に分泌されます。しかし、血糖値が高くなり過ぎるとインスリンが一気により多く分泌されるため、血糖値が下がり過ぎます。この現象を「血糖値の乱高下」と言います。食後高血糖、さらに血糖値の乱高下は体内で多量の活性酸素を産生させます。さらに高血糖の状態になると、体内にあるタンパク質に糖がくっつく糖化反応を起こします。
島根県立大学 出雲キャンパス
白い生成された小麦で作られたパンは、表皮や胚芽などのビタミンやミネラルや食物繊維を削ってしまっています。
その栄養素が削られたパンを空腹時の朝に食べると血糖値を上げやすくしてしまいます。
結果、身体の糖化が進みやすく老けやすい体質になってしまいます。
もし朝はパンがいいという方は小麦の粒を丸ごと挽いて作られる茶色い全粒粉パンを選ぶようにしましょう。
白いパンではなく茶色いパン
マーガリンはできるだけ避ける
マーガリンに含まれるトランス脂肪酸という脂肪酸が、血中の悪玉コレステロールを上昇させ、善玉コレステロールが低下することで血液がドロドロになると言われています。
血液がドロドロになると肌や髪などに栄養が行きわたりにくくなり、結果老けやすくなってしまいます。
トランス脂肪酸ってあまりよくないっていうもんね
トランス脂肪酸を摂取すると心疾患のリスクが高くなることが明らかになってきた。そのため,米国などではトランス脂肪酸を表示している。デンマークやスイス,オーストリアでは使用を規制している。 我が国では,食品安全委員会が日本人の摂取量はWHOが勧告した量を下回るので,通常の食生活では健康への影響は小さいと発表した。これにより国民のトランス脂肪酸に対する関心は薄らいだ。
トランス脂肪酸と健康
いろいろ調べてみましたが、上の引用論文からもわかるように、日本人がマーガリンを摂取しているのはほんの少量なのでそこまで神経質になる事はなさそうです。
マーガリンは絶対ダメではなく、できるだけ控えてバターに変換するように心がけましょう
コーヒーは飲む時間を考えて
空腹時のコーヒーは、血糖値を急激にあげるため老けやすい体質になります。
さらに、コーヒーに入っている過酸化水素が白髪を促進するという事までわかっているそうです。
コーヒー好きの方は、飲みすぎない事に気を付けて飲む場合は空腹時はさけて食後などに飲む事が大事ですね。
加工肉は避ける
手軽に焼くだけで美味しい朝食が完成できる加工肉で。
加工食品は、保存が長期間できるようにいろいろな加工がされており、たんぱく質と糖がくっつきやすく老化物質であるAGE化が進むと言われています。
AGEは、糖が過剰にこびりついて本来の機能を失ったたんぱく質のこと。変性したたんぱく質が細胞や臓器に炎症を引き起こし、老化を加速させる要因になっている。
behealth
朝ごはんの定番といえばベーコンやウインナーなのに・・・
とくに肉を原料としているベーコン、ソーセージ、ハムは要注意。
加工肉は避けて、野菜たっぷりのサラダやフルーツに変更しましょう。
ただ、やはり食べたい時もありますよね。そんな時は加工肉の調理方法に気を付けるだけでも違います。
なぜなら、同じ加工肉でも調理方法によってAGEの量が変わってくるから。
特にカリカリに焼く調理方法はAGE量が増えますので、加工肉がどうしても食べたい場合は焼き加減を調整したりウインナーなら茹でたり蒸したりなど気をつけてみましょう。
老けない朝食のまとめ
- 白いパンは茶色いパンに置き換える
- マーガリンはできるだけさける
- 加工肉はできるだけ避け調理にも気を遣う
- 卵を食べる
- フルーツをたべる
- 味噌汁を飲む
最初に伝えたように、空腹の寝起きに何を食べるかで老けやすく太りやすくもなります。
いつもの朝食を少し変換して老けない人になりましょう。